章21

実践書

第二十一章 絵解きとご意趣の解明

教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第二十一章「絵解きとご意趣の解明」(図45〜図48)

絵姿を頂いただけでは、形を追う表面的な理解にとどまる。形からご意趣を紐解くのが、掘り下げである。本章は、掘り下げとは何か、掘り下げる側・受ける側の心得、同じ絵姿が出る意味を、原典と説法で確かめ、その体験を書き残すための章である。第二十章(絵姿の実際と掘り下げ)の続き、第二十二章(さとり)の前にあたる。

凡例: 【原典】=原文のまま・出典つき/【説法】=説法の日付と題つき/【言及】=説法と原典の関係(● 語が一致 ○ 内容が近い ◇ 説法のみの言い方 ◆ 使い方が違う)/【実践】=日々の気配りと実践(案)/【私の体験】=書き手が書く

節085 絵解き ── 主語と述語を、きちんと読む

教本の対応: 第二十一章の題「絵解き」(教本の本文は掘り下げが中心。絵解きの原典は『絵姿改訂版』第一部「3.絵解き」)

【原典】「絵解きも重要な役目である。」

── 『絵姿改訂版』第一部「絵解き」

【原典】「質問者、絵姿者以外の冷静な第三者によって、神佛の能らかれ方、「観能」の内容を各自が、見させられた角度で解明する。」

── 『絵姿改訂版』第一部「絵解き」

【原典】「「主語が、誰なのか?」」

── 『絵姿改訂版』第一部「絵解き」

【原典】「「何を、どうしろ、と言われているのか?」」

── 『絵姿改訂版』第一部「絵解き」

【原典】「また、別な見方、間違った見方をしている場合もあるので、座主がご神示を頂きながら、他の人に「別な見方、解き方はないか」を、問うことが必要だ。」

── 『絵姿改訂版』第一部「絵解き」

【気を配る】指示の「主語」(誰が)と「述語」(何をどうする)を取り違えていないか。自分だけの見方で決めていないか。
【実践】頂いた指示を、「誰が・何を・どうする」の一文にして書き、別の人に「別な見方はないか」を尋ねる。

【私の体験】

手がかりの問い: 頂いた指示を、「誰が・何を・どうする」の一文で書くと、どうなるか。別の見方はあったか。

日付:   出来事:

節086 掘り下げとは ── 形からご意趣を紐解く

教本の対応: 第二十一章「掘り下げとは」・図45

【原典】「掘り下げとは、深く掘る。詳しく調べる。一つの事を深く究明するとある。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」(辞書)

【原典】「それが絵姿の「掘り下げ」と呼ばれる、いわば「解説(げせつ)」「解釈」で「神佛のご意趣の解明」である。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」

【原典】「掘り下げにより、理解の幅が広がり、「差取り」の正鵠を射る。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」

【原典】「絵姿もとかく「我田引水」「自我流」の解釈となりがちになる。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」

【原典】「それでは真に救われないので、解釈には冷静な第三者の判断、助言が必要である。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」

【説法 2026/9/23教えてはもらえるが、やるのは自分!】(*姿、形の掘り下げから、姿、形で教えておられる、心の中の掘り下げへ)

【言及】◇ 「心の中の掘り下げ」は原典に0件(説法のみの言い方)。原典の掘り下げは、絵姿の姿・形からご意趣を解釈すること。説法は、それを心の中まで進めて言う。

【気を配る】絵姿を頂いただけで終えていないか。「我田引水」「自我流」の解釈になっていないか。
【実践】頂いた形を、自分一人で解釈せず、冷静な第三者の掘り下げを頂く。その後、自分でもご神示して掘り下げ、メモを残す。

【私の体験】

手がかりの問い: 頂いた形を、自分ではどう解釈したか。掘り下げを頂いて、解釈はどう変わったか。

日付:   出来事:

節087 掘り下げる側・受ける側の心得 ── 神佛のマネをしない

教本の対応: 第二十一章「掘り下げの重要性」・図46

【原典】「「人間が、人間に対して行う」ということを忘れてはならない。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「掘り下げは神の声?」

【原典】「「神佛のマネをしてはならない」のだ。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「掘り下げは神の声?」

【原典】「だから、掘り下げさせて頂くものは、一礼して「神佛のお力、お知恵を頂きながら話させて頂く」という姿勢だ。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「掘り下げは神の声?」

【原典】「また質問者は、人を見てはならない。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「掘り下げは神の声?」

【原典】「「神佛から言っていただいている」「神佛の代弁だ」ぐらいな気持ちで聞く必要がある。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「掘り下げは神の声?」

【原典】「掘り下げは、答えを本人(相手)に出させ、その答えの出し方を教えていくことが大切。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「深い掘り下げ」(当来佛)

【説法 2026/4/19「言葉には、心がある?」】また、「早口は、いけない」「視野が狭い」と教えられるが、ついつい掘り下げでも、「早口」「上から目線」「投げやり口調」「叱責」をやってしまう。

【言及】● 「早口」「上から目線」は原典の語(第二十章の言及を参照)。原典の「神佛のマネをしてはならない」「答えを本人に出させる」を、説法は話し方の側から言い直している(○)。

【説法 2026/3/12「人の情を感じますか?」】まして、あなたを思って言って下さるのは親(義理)、夫や妻、家族であり、友達、同志の掘り下げではないでしょうか?

【言及】○ 原典「質問者は、人を見てはならない」「神佛の代弁だ、ぐらいな気持ちで聞く」と同じ向き。説法は、掘り下げを「あなたを思って言って下さる」まごころとして受ける、と言う。

【気を配る】掘り下げる時、神佛のように言っていないか。答えを言ってしまっていないか。受ける時、「あの人だから」と人を見ていないか。
【実践】掘り下げる時は、心の中で一礼し、答えを本人に出してもらう。受ける時は、「神佛の代弁」として最後まで聞く。

【私の体験】

手がかりの問い: 最近、掘り下げた(または頂いた)場面は何か。人を見ていなかったか。答えを言いたくなったか。

日付:   出来事:

節088 言いにくい事を言う ── 深い掘り下げ

教本の対応: 第二十一章「掘り下げの重要性」(言いにくい事・一歩深める三つの問い)・図46

【原典】「言いにくい事、嫌な事、辛い事を言わなければならない場合がある。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「言いにくい」

【原典】「また、それを聞かないと悟れない、救われない時がある。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「言いにくい」

【原典】「ここが真価を問われる場面で、掘り下げる者も座主も会座の者も、皆で言葉を掛け合い、援助し、助け合う気持ちが大切だ。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「言いにくい」

【原典】「一歩深めて「どうしてこのような絵姿が出るのか?」「どうして大切と言われるのか?」「どうして、いけないと言われるのか?」にまで、掘り下げていくことが必要だ。」

── 『絵姿改訂版』第一部「掘り下げ」「深い掘り下げ」

【説法 2026/4/2「思いには、限界はない!」】特に、形而上学の学びでは、同志による絵姿の掘り下げ、法座中に聞き逃したこと、勘違いしている事、追加のご説法など、「言って上げようか?」「言わなくてはならない」と思う事が有ります。

【言及】○ 原典「言いにくい事、嫌な事、辛い事を言わなければならない場合がある」に近い。説法は、言うべきことを言えない自分(優柔不断・面従腹背)を問い、「自制作用」(分限・立場を超えない)との間を言う。

【説法 2026/3/12「人の情を感じますか?」】成し難きを、善く為す。

【言及】◇ 「和衆の善き友とは」の八つ(成し難きを、善く為す…)は原典25本に0件(説法は「当来佛:経典より」と出所を記す)。

【気を配る】言うべきことを、嫌な顔をされたくなくて後回しにしていないか。反対に、立場・分限を超えて言っていないか。
【実践】言うかどうか迷う時は、「必要か」をご神示で伺う。言う時は、相手の状態・心を考えて、言い方を決める。

【私の体験】

手がかりの問い: 言いにくくて言えなかったことは何か。言った時と、言わなかった時で、その後はどう違ったか。

日付:   出来事:

節089 絵姿のつながり ── なぜ同じ絵姿が出るのか

教本の対応: 第二十一章「絵姿のつながり」・図47

【原典】「絵姿にはつながりがあり、以前の絵姿に連ねておられる。」

── 『掘り下げ(改訂版)』「絵姿はつながっている」

【原典】「「また、同じものが出た」と、わが身を省みず、不遜な考えを起こす。」

── 『掘り下げ(改訂版)』同

【原典】「しかし、そうではないから同じことを言われるのだ。」

── 『掘り下げ(改訂版)』同

【原典】「「何故、そのことを絵姿で教えられるのか?」「何故、同じ絵姿なのか?」を、考えなくてはならない。」

── 『掘り下げ(改訂版)』同

【原典】「一貫して、本人を救うという観点で示しておられる事を認識しなくてはならない。」

── 『掘り下げ(改訂版)』同

【原典】「絵姿は、単に頂いただけで、問題解決したり、物事が終わるものではない。」

── 『絵姿改訂版』第一部「実行のために」

【説法 2026/3/15「あなたに、心がありますか?」】また、絵姿は一度貰ったから、一度実行したから「それで善い」と、思ってはいないだろうか?

【言及】○ 原典「同じ絵姿が出る」「頂いただけで終わらない」と同じ向き。同じ説法の「絵姿は、一度では、実行したとは言えない」は、原典に0件(第十九章の言及を参照)。

【説法 2025/12/2「運命を変えるとは、人生をかけること」】一度や二度の「ご神示」(絵姿)で、それを実行し、良くなったとしても、それは表面的(権)なことで、次の、また次の「ご神示」(絵姿)をしながら実行しなければ、「大自然」の導きである「運命を変える」(実)にはならない。

【言及】● 「権」「実」は原典の語(『心掛け』に「権実の妙諦」)。説法は、一度や二度の絵姿で良くなっても表面(権)で、次々に実行して初めて運命を変える(実)、と言う。

【気を配る】「また同じだ」と思った時、「以前の絵姿は理解したか・実行したか」を自分に問う。
【実践】同じ絵姿が出たら、前の絵姿のメモを見返し、実行が足りなかった点を一つ決めて行う。

【私の体験】

手がかりの問い: 同じ絵姿が出た経験はあるか。その時、「また」と思ったか。以前の指示のどこが、まだ実行できていなかったか。

日付:   出来事:

体験の書き方

体験の書き方(一件ごと): 日付/頂いた絵姿・掘り下げ/自分の解釈/掘り下げで変わった点/「また同じ」と思ったか/前の絵姿との関係/実行したこと/その後。

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