章32

教本『大自然の法則と人間の使命』

第三十二章 当来佛の出現と布教

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凡例:金枠=原典(暗記対象・出典付き。主に『実踐哲学の学び(その2)』に依る)/灰枠=〔編者注〕・譬え・具体例(原典の言葉ではない)/〔出典:…〕=地の文中の典拠。教義は不変、原典は実在テキストからの引用のみ。

出世の由縁

佛出現の由縁、つまり、佛は、何故世にお出になるのか、何のために世にお出になったのか、何を目的として居られるのか。それは世の乱れの修正、世相浄化、衆生救済である〔出典:証言録「由縁」〕。

出世とは、無形の神が世に出られることである。無形、無言で宇宙に遊在される「神」が人間の姿として、形しぐさとして声に出して教えられる。そして、大自然の法則、教え(宗教)を残され、人知れず静かに去って行かれる〔出典:証言録「出世」〕。

今世の当来佛は、一九五四年(昭和二十九年・三十九歳)に教えを説き始められ、二〇〇八年(平成二十年・九十三歳)にお隠れになるまで、五十四年間、教えを説かれた。これはまさに旧佛教経典、大集・月蔵経に言う「末法の世(佛滅二千五百年後)に五十二年間、月光菩薩が現れ、佛法を起こすであろう」の予言通りである。

(佛滅二五〇〇年は一九五六年(昭和三十一年)に当たり、二年の誤差は、「準備期間」と仰せになった)

〔編者注〕 原典の間で年の置き方に揺れがある。『証言録』は一九一五年(大正四年)を「佛身の生誕」とし、佛滅二千五百年を一九五六年(昭和三十一年)とする。『実踐哲学の学び(その1)』は「一九一五年(佛滅二千五百年目)、日本の山口県光市において『当来佛』という御名の神様が、一人の男性の体を借りて出現された」と記す〔出典:証言録「出世」/実踐哲学の学び(その1)〕。佛滅の起点の取り方の違いによると考えられるので、両方を事実として付す。

当来佛について

始まりは、山口県の片隅、光市の街中で起こった。神佛の化身となられたその日本人は、幼少期からとびぬけた能力を持つとか、特別変わったところが有ったわけではない、ごく普通の男子であった〔出典:証言録「始まり」〕。

当来佛、神の発現といっても外観に変化が出るわけでもなく、ごく普通の人で「話の道理が通っている」「話したことが当たる」という程度だった。やがて「思ったことを言えば、その人が救われる」(当来佛)、「話されたことを他に伝え、その人が信じれば、同じような効果が出る」といった具合になった。

化身として特別な表情もしぐさもなく、長州訛りの日本語で話されるのであるが、その中に神を見出すことなど出来ないのが通常の感覚である〔出典:実践〕。

「わしに会う者はたくさんおるけど、ワシに遭えるのは、2000人(世界人口60億人)ぐらいかの。ワシ(神格)とわし(人格)の違いが分からんよのう」(当来佛)

布教の仕方は、教えに関心を持った「縁が有るものから、縁(佛縁)が有るものへ」と、初めから一貫して方針は変わらなかった。昭和二十九年に光市で開教され、昭和三十年に山口市へ進出された〔出典:証言録「当来佛の布教」「歴史」〕。

在・力・法・教

神佛の実体をつかむのは、今の信者も同様なかなか理解出来ない。釈尊の出現の意義の「開、示、悟、導」とは違い、当来佛出現の意義に「在」「力」「法」「教」を言われている〔出典:証言録「在、力、法、教」〕。

神佛の実在を信じさせるため、神佛に力が有ることを教えるため、神佛は法を以って世を運営させておられることを教えるため、法の能きには教えがあることを教えるために、当来佛として出現された。

【原典】在・力・法・教 『実踐哲学の学び(その2)』

「在、力、法、教とは、当来佛出現の意義で、神佛の実在、神佛の力、神佛の法、神佛の教えを信じさせ、実行させる目的である」

── 出典:実踐哲学の学び(その2)

出世の由縁から布教の始まり、そして在・力・法・教までを一枚にしたのが図64である。

図64の読み方

 図64は三段に読む。一段目は出世の由縁で、世の乱れの修正、世相浄化、衆生救済である。二段目は年の流れで、一九一五年の佛身の生誕、一九五四年(昭和二十九年)の光市での開教、翌年の山口市への進出、二〇〇八年(平成二十年)にお隠れになるまでの五十四年間を並べた。三段目は当来佛出現の意義の在・力・法・教で、「神佛の実在、神佛の力、神佛の法、神佛の教えを信じさせ、実行させる目的である」。

図64 当来佛の出現 ── 由縁・始まり・在力法教(第三十二章)
図64 当来佛の出現 ── 由縁・始まり・在力法教(第三十二章)(押すと画面いっぱいに拡大・もう一度押すと戻ります)
『大自然の法則と人間の使命』正本v127の「第三十二章」を、本文の文字を変えずに掲載しています。精査前の暫定版です。金枠=原典(出典付き)/灰枠=〔編者注〕。図は正本の図をそのまま載せています。
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