実践書
第一章 見えない世界の存在
教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第一章「見えない世界の存在」(図1・図2)
宇宙は一つの「決まり(法則)」に貫かれ、その法を能かせる大自然(神佛)が、見えない世界に実在する。第一章は、この見方を、信じ込むのではなく、法理・現実・ご神示の三つを照らして確かめていく道筋として、原典と説法で確かめる章である。『諸法の原理原則』の「大自然」は同書の編者の用語で、当来佛は「大自然、即、神佛ではない」とされている(同書 編集者注・100頁。教本の凡例より)。自分の毎日の出来事を、「させられている」の見方で読み直す出発点にする。
節011 宇宙は一つの「決まり」に貫かれている ── 常住・遊在・意趣
教本の対応: 第一章「宇宙は一つの『決まり』に貫かれている」
【原典】「宇宙間のあらゆる万有、諸行は、一定の決まり、法則に基づいて運行されている。それは初めから、常に「法」が存在しているからだ。」
── 『諸法の原理原則』第1章「実在」第三理「法は、元来、常住する」14頁
【原典】「「大自然(神、佛)」は、宇宙間に「常住」「遊在」し、あらゆる万物に対して「融通無碍」である。」
── 『諸法の原理原則』第1章「実在」第二理「大自然は遊在する」11頁
【原典】「一切万有は、大自然の意趣により、産み出される。だから、あらゆる現象(出来事)には、皆、何らかの意味、大自然の意図がある。」
── 『諸法の原理原則』第1章「実在」第五理「万有は、意趣の所産である」19頁
【説法 2026/7/10「学びが、歪んでいませんか?」】「実在の実在」「神仏の遊在」「法の常住」「意趣の所産」等、いずれもこれまでにどの学問にも説かれていない画期的な内容です。
【言及】● 「実在の実在」「遊在」「常住」「意趣の所産」は、いずれも原典(『諸法の原理原則』第1章)の語。説法は、これらを「これまでにどの学問にも説かれていない画期的な内容」と言う。「遊在」は説法337本に、この1本のみ(原典は41件)。
【説法 2026/5/31「苦」があるから、心が磨がかれる」】世の中は決まり通りに動いている。
【言及】○ 原典「一定の決まり、法則に基づいて運行されている」と近い(「決まり」の語が一致)。説法は、世の中は決まり通りに動いている、と言う。
【説法 2026/2/23「法座とは」】大自然は、常に見て、聞いて、知っておられ、知らせを掛けておられる。
【言及】○ 原典「宇宙間に常住、遊在し」と近い(「遊在」の語は一致しない)。説法は、大自然は常に見て知っておられ、知らせを掛けておられる、と言う。
【私の体験】
手がかりの問い: 「偶然ではなかったかもしれない」と感じた出来事は何か。その時、どう受け止めたか。
節012 信じ込まずに確かめる ── 正法の三具・教法の三位一体・実在
教本の対応: 第一章「宇宙は一つの『決まり』に貫かれている」後半・図1「教法の三位一体」
【原典】「これを「正法の三具」と言い、正しい法、法則の条件である。」
── 『諸法の原理原則』第1章「実在」第四理「法は普遍平等、絶対確実に能き、妥当な理に成り立つ」17頁
【原典】「大自然の「示現・勅旨(霊的観応)」は、常に「現実」と「法理・教理」と不離一体にして、必ず一致する。これを「教法の三位一体」という。」
── 『諸法の原理原則』第2部 第十八則「正教の条件」134〜135頁
【原典】「この三位が一致しないときは、教理が正しくないか、神示が何事かを解れ、悟れと言われる方便なのか、どちらかであって、正しい判断の基本となるものである。」
── 『諸法の原理原則』第2部 第十八則「正教の条件」134〜135頁
【原典】「事象、現象が実在するということは、実際に在るからで、否定することは出来ない。」
── 『諸法の原理原則』第1章「実在」第一理「実在するものは、実在する」10頁
【説法 2026/5/31「苦」があるから、心が磨がかれる」】本物とは、古今東西、いつでも、どこでも、だれでも納得でき、年齢、立場を問わず実行可能で、同じ条件では絶対確実に変化、効果が出てくるもの。
【言及】○ 原典「普遍平等」「絶対確実」(正法の三具)と近い。説法は、本物とは、いつでも、どこでも、だれでも納得でき、同じ条件では絶対確実に効果が出てくるもの、と言う(「普遍平等」「絶対確実」の語は、説法337本に2本)。「三位一体」「三具」の語は、説法に0件。
【私の体験】
手がかりの問い: 教えと現実とが一致した(または、しなかった)と感じた出来事は何か。その時、どう確かめたか。
節013 人間は「させられている」 ── 意趣・因縁果・因果応報
教本の対応: 第一章「人間は『させられている』」
【原典】「現在の相、体、性は、過去の力、作の因縁による報果であり、現在の力、作が因縁となり、未来の報果を生じる。」
── 『諸法の原理原則』第2章「万有、諸行は無我」第五理「万有、諸行に因果律がある」35頁
【原典】「あらゆる万有、諸行は、「力」「作」の能きの「因縁」の度合いに応じて、「報果」に現れる。善因善果、悪因悪果。」
── 『諸法の原理原則』第2章「万有、諸行は無我」第六理「万有、諸行は因果応報する」37頁
【原典】「因縁の度合いに比例して報果が生じる。」
── 『諸法の原理原則』第2章「万有、諸行は無我」第六理「万有、諸行は因果応報する」37頁
【説法 2026/8/21「許す」気持ちを持っていますか?】「させられている」からで、原因を追究し、改善しないと、向上はない。
【言及】● 「させられている」は原典の語(150件)。説法は、「させられている」からで、原因を追究し改善しないと向上はない、と言う(原因を問う向きは原典と同じ)。
【説法 2026/5/5「あなたは、変れていますか?」】この世の出来事に偶然はなく、すべて必然によって物事は起きる。
【言及】○ 原典「あらゆる現象には、皆、何らかの意味、大自然の意図がある」と近い。説法は、出来事に偶然はなく必然によって起きる、と言う。
【説法 2026/9/6「普通を知る?」】因果応報、自因自果の法則の通りです。
【言及】● 「因果応報」は原典の語(52件)。説法は、因果応報、自因自果の法則の通りだ、と言う。
【説法 2026/2/9「やっていることは、必ず自分に戻ってくる?」】問題には、必ず原因がある。
【言及】○ 原典「現在の相、体、性は、過去の力、作の因縁による報果」と近い。説法は、問題には必ず原因がある、と言う。
【私の体験】
手がかりの問い: 「原因は自分にもあった」と気づいた出来事は何か。気づいてから、何を変えたか。
節014 三法印 ── させられている/知らせの解明/ご神示による解明・行動
教本の対応: 第一章「人間は『させられている』」後半・図2「当来佛の三法印」
【原典】「一、(すべての事象は神佛に)させられている。二、(神佛からの意図があり)知らせの解明。三、(神佛にその意味を問う)ご神示による解明、行動。」
── 『實踐哲学の学び(その2)』「さとりの検証」・当来佛の三法印
【原典】「あらゆる万有、諸行は、常に大自然による「自然調節・制御作用」を受けている。それを「諸法無我」という。」
── 『諸法の原理原則』第2章「万有、諸行は無我」第一理「万有、諸行は、諸法無我である」22頁
【原典】「「己がやれる」と思うのは、自惚れである。」
── 『諸法の原理原則』第2章 第一理の細目「心掛けと自然調節制御作用」22〜24頁
【原典】「「させられる」というが、「心掛け」はそれぞれ各自の責任。」
── 『諸法の原理原則』第2章 第一理の細目「させられるとデータ」22〜24頁
【原典】「あらゆる不均衡、歪みは、絶えず矯正されつつあり、過度(不足)は歪みである。」
── 『諸法の原理原則』第2章 第一理の細目「歪みの矯正」22〜24頁
【説法 2026/8/31「変わりたい、意志がありますか?」】その時心の器を大きくし、「知らせだな!」「させられている」「何か意図があるな!」等、相手の言葉を受け止め、「どうしたら善いか?」「どこを変えるべきか?」自分の考えを改める等、実行の努力が出来るか?
【言及】○ 原典の三法印(①させられている ②知らせの解明 ③ご神示による解明・行動)の①②と近い。説法は、「知らせだな!」「させられている」「何か意図があるな!」と相手の言葉を受け止め、「どこを変えるべきか」と実行の努力ができるか、と言う。「三法印」の語は、説法337本に0件(原典でも、当来佛の三法印の語は『實踐哲学の学び』に出る)。
【説法 2026/3/27「善い、悪いが分からない?」】大自然の法則に「均衡矯正運動」という原理があり、物事の動きは常に矯正され平均化される。
【言及】● 「均衡矯正運動」は原典の語(『諸法の原理原則』第2章)。説法は、物事の動きは常に矯正され平均化される、と言う。
【私の体験】
手がかりの問い: 出来事を、この三つの順で扱えた日と、扱えなかった日を、一つずつ書く。
体験の書き方
体験の書き方(一件ごと): 日付/出来事(評価を入れない)/「させられている」と受けたか/意図(知らせ)として考えたこと/行動/原因は自分にもあったか/「私はこのように学びました」の一文。