章26

実践書

第二十六章 義・徳・善 ── 社会に尽くす心

教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第二十六章「義・徳・善 ── 社会に尽くす心」(図55)

恩を知ったら、義(するべきことをする)・徳(善を積む)・善(社会公共の役に立つ)へ進む。本章は、義・徳・善とは何か、善の基準は自分で作れないこと、陰徳を、原典と説法で確かめ、善を一つ行って、その体験を書き残すための章である。第二十七章(和合と協力の精神)へつながる。

凡例: 【原典】=原文のまま・出典つき/【説法】=説法の日付と題つき/【言及】=説法と原典の関係(● 語が一致 ○ 内容が近い ◇ 説法のみの言い方 ◆ 使い方が違う)/【実践】=日々の気配りと実践(案)/【私の体験】=書き手が書く

節103 義 ── 自分の都合を後にして

教本の対応: 第二十六章「義とは何か」・図55 一段目

【原典】「義とは、自分の都合を後にして、社会公共の役に立つこと。」

── 『心掛け』第一部「恩」「義務」

【原典】「我を捨てて、自分の身を世の中のために、犠牲になっても、負わされたものを果たす。」

── 『心掛け』第一部「恩」「義務」

【原典】「義務は、その立場や職分に応じてしなければならない事、人として道徳的にしなければならない事がある。」

── 『心掛け』第一部「恩」「義務」

【説法 2026/5/22「言った言葉を、忘れていませんか?」】(信義:信頼と義務・社会秩序維持のための法則の一つ)

【言及】● 「信義」は原典の語(19件・『善戒、禁戒』の秩序の項など)。説法は、信義を「信頼と義務」と言い換える(○)。

【気を配る】自分の立場・職分・家族の中の役割(親・子・夫・妻・兄弟)で、するべきことを後回しにしていないか。自分の都合を先にしていないか。
【実践】今日、自分の立場でするべきことを一つ、気が乗らなくても先に行う。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、自分の都合を後にして、するべきことを行った場面は何か。後回しにした場面はあるか。

日付:   出来事:

節104 徳を積む ── 小さな善の積み重ね・陰徳

教本の対応: 第二十六章「徳を積む」・図55 一〜三段目

【原典】「徳とは、至善の心がけ、正義、善道で、四適に適う言動のこと。」

── 『心掛け』第一部「恩」「徳」

【原典】「小さな善の積み重ねが、徳になる」

── 『心掛け』第一部「恩」「徳」(当来佛)

【原典】「陰徳は、陽徳にまされり」

── 『心掛け』第一部「恩」「陰徳と陽徳」(当来佛)

【原典】「陰徳は、孫に出る」

── 『心掛け』第一部「恩」「陰徳と陽徳」(当来佛)

【原典】「うん、悪いことはしとらんかも知れんが、善いこともしとらんよの?」

── 『心掛け』第一部「恩」「陰徳と陽徳」(当来佛の答え)

【原典】「善はつとめて行わないと、徳を積むことにならないのだ。」

── 『心掛け』第一部「恩」「陰徳と陽徳」

【原典】「ただし、手柄意識が強すぎても、功績を意識しすぎても善にはならないのは自明の理だ。」

── 『心掛け』第一部「恩」「功徳」

【原典】「功徳を積んで、ご利益がある。功徳は労働、ご利益は給与」

── 『実践』「ご利益と功徳」(当来佛)

【原典】「しかし、ご利益を求めては、ご利益は得られないのが実態である。」

── 『実践』「ご利益と功徳」

【説法 2026/6/29「善」に近づきたいですか?】学びを実践しなければ「善」に近づくことは出来ないのである。

【言及】○ 原典「善はつとめて行わないと、徳を積むことにならない」と同じ向き。説法は、実践しなければ「業のまま」善は離れていく、と言う。

【説法 2026/8/18「善は、自分で掴むもの?」】「心」を磨かなければ、「善」は遠く離れていくだけであるからして!

【言及】◇ 「善は遠く離れていく」は原典に見つからない(説法のみの言い方)。「心を磨」は原典に4件。

【気を配る】「悪いことはしていない」で止まっていないか。善を、つとめて行っているか。手柄・功績を意識し過ぎていないか。ご利益を求めて善を行っていないか。
【実践】今日、小さな善を一つ、人に知らせず行う(陰徳)。見返りを計算しない。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、人知れず行った小さな善は何か。手柄を意識した場面はあったか。

日付:   出来事:

節105 善の意味 ── 法・時・処・才に適い、社会公共のためになる

教本の対応: 第二十六章「善の意味」・図55 二段目

【原典】「善とは、正しいことではない。」

── 『心掛け』第一部「恩」「善とは」

【原典】「善は、正しいことも含んで、法、時、処、才に適い、社会公共のためになる考え、発言、行動のこと。」

── 『心掛け』第一部「恩」「善とは」

【原典】「「為さねばならないことをする」「言う」「考える」」

── 『心掛け』第一部「恩」「善とは」(当来佛)の一つめ

【原典】「「為した方が善いことをする」「言う」「考える」」

── 『心掛け』第一部「恩」「善とは」(当来佛)の二つめ

【原典】「「為せば成ることをする」「言う」「考える」」

── 『心掛け』第一部「恩」「善とは」(当来佛)の三つめ

【原典】「善か?悪か?は、「衆中の個、連の個として、社会に対する影響の良否をいう」(当来佛)。」

── 『心掛け』第一部「恩」「善と悪」

【原典】「自分で善の基準を作ることはできない。」

── 『心掛け』第一部「恩」「善と悪」

【説法 2026/8/18「善は、自分で掴むもの?」】そして、与えられた宿命の中で「心」が作られ知識、感情、意識を持つようになっていくのであるが、その心にある感情を、「善にするのか?」「悪にするのか?」は、心を遣う本人の考え、知識、意識に任されている。

【言及】◆ 原典は「自分で善の基準を作ることはできない」(善悪は社会への影響の良否)と述べる。説法は、感情を善に使うか悪に使うかの選択が本人に任されると言う。基準(原典)と選択(説法)は、別の事柄(○)。

【気を配る】善かれと思ってしたことが、法・時・処・才に適っているか。自分の基準で「善い」と決めていないか。
【実践】行う前に、法(教え)・時・処(場所)・才(相手の状況)を一つずつ確かめ、ご神示で伺う。「為さねばならないこと」「為した方が善いこと」「為せば成ること」の三つのうち、今日の一つを行う。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、善かれと思ってしたことは何か。法・時・処・才に適っていたか。外した点があれば何か。

日付:   出来事:

体験の書き方

体験の書き方(一件ごと): 日付/するべきこと・善を行った場面/義・徳・善のどれか/法・時・処・才に適っていたか/見返りを計算したか/その後。

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