章30

実践書

第三十章 善戒 ── しなくてはならない事をする

教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第三十章「善戒 ── しなくてはならない事をする」(図60)

善戒は、善いことをするため、また善くなるために戒めること。しなくてはならない事を怠ると、大自然から請求が来る。本章は、善戒の基本、次善戒、化他と善戒の非実行(四知の則)を、原典と説法で確かめ、善戒を一つずつ行って、その体験を書き残すための章である。(夫婦・男女・親子の善戒は、教本の本文を参照。夫婦は第二十七章にも出る。)第三十一章(禁戒)へつながる。

凡例: 【原典】=原文のまま・出典つき/【説法】=説法の日付と題つき/【言及】=説法と原典の関係(● 語が一致 ○ 内容が近い ◇ 説法のみの言い方 ◆ 使い方が違う)/【実践】=日々の気配りと実践(案)/【私の体験】=書き手が書く

節119 善戒とは ── 怠ると、大自然から請求が来る

教本の対応: 第三十章「善戒とは」・図60 上の枠

【原典】「善戒とは、善いことをするため、また善くなるために戒めることである。」

── 『善戒、禁戒』第1部 第1章「しなくてはならない事をする」

【原典】「そのためには、積極的に「しなくてはならない」事柄がある。」

── 『善戒、禁戒』第1部 第1章

【原典】「その実行に対して、また度合いに対して「しなさいよ」という勧奨、「まだしていない」という催促、請求が大自然からある。」

── 『善戒、禁戒』第1部 第1章

【原典】「つまり、以下の事を考えや発言、行動で怠っていると、大自然から「していないぞ」と請求が来るのだ。」

── 『善戒、禁戒』第1部 第1章

【原典】「また、気づかないけど、すでに来ているということでもある。」

── 『善戒、禁戒』第1部 第1章

【説法 2026/6/16「心を傷付けてはならない?」】この世で起こしたことへの「大自然」からの請求書である。

【言及】● 「請求」は原典の語(『善戒、禁戒』「大自然から請求が来る」)。説法は、病気や事故などを「請求書」と言い、同じ説法で「請求書の明細を読みながら、少しづつ、順番に日々返済させて頂くのが、役目」と言う(「請求書の明細」「返済」は原典に見つからない・◇)。

【説法 2026/7/9「どうしても自我が出るのは、何故?」】つまり「しなければならない」「した方が善い」こと(善戒)があるという事です。

【言及】● 「善戒」は原典の語。「しなければならない」「した方が善い」は、原典の善戒・次善戒の区分と一致。

【気を配る】「しなくてはならない」ことを、考え・発言・行動で怠っていないか。請求は、気づかないうちに、すでに来ているかもしれない。
【実践】一日の終わりに、「今日、しなくてはならなかったのに、していないこと」を一つ書き、翌日の最初に行う。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、しなくてはならなかったのに、していなかったことは何か。行った後、何が変わったか。

日付:   出来事:

節120 一般的善戒 ── 恩を知る・権利と義務

教本の対応: 第三十章「しなくてはならない事をする ── 一般的善戒」「人として ── 個人的善戒」・図60 一段目

【原典】「人権を尊重してもらうためには、根源は恩を知ること。恩を知らぬ者が、人権尊重の待遇を受けることはない。敬神崇祖は知恩の至極。」

── 『善戒、禁戒』「人権と義務」(当来佛)

【原典】「人は生まれながらにして、生きる権利を有する。同時に人としての義務もある。権利と義務は表裏一体」

── 『善戒、禁戒』「人権と義務」(当来佛)

【気を配る】権利を言う前に、義務(しなくてはならないこと)を果たしているか。恩を知ることを、根源にしているか。
【実践】今日、自分の権利を言いたくなった時に、同じ場面の「義務」を一つ思い出して、先に行う(第二十五章の恩と同じ向き)。

【私の体験】

手がかりの問い: 権利を言いたくなった場面は何か。同じ場面の義務は何だったか。先に行えたか。

日付:   出来事:

節121 次善戒 ── した方が善い事をする

教本の対応: 第三十章「した方が善い事をする ── 次善戒」・図60 二段目

【原典】「大自然(神佛)の能き、すなわち大自然の法則は、常に世の中の勧善懲悪、秩序維持、社会浄化、相互扶助、共存共栄等の動きに向かっている。」

── 『善戒、禁戒』「一般的次善戒」

【原典】「それを「自然調節制御作用」という。」

── 『善戒、禁戒』「一般的次善戒」

【原典】「人間は易きに流れやすい性質を持つものである。世の中は、放っておくと汚れるから、常に浄化するための努力をしなくてはならない」

── 『善戒、禁戒』「一般的次善戒」(当来佛)

【原典】「次善戒とは、善戒に次ぐという意味。」

── 『善戒、禁戒』「一般的次善戒」

【気を配る】易きに流れていないか。「放っておくと汚れる」ので、身の回り・人間関係・心を、日々浄化しているか。
【実践】今日、掃除・片付け・注意喚起・助け合いのどれかを、決めて一つ行う(一般的次善戒の勧善懲悪・社会浄化・相互扶助・相互協力)。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、した方が善いと思って行ったことは何か。易きに流れた場面はあったか。

日付:   出来事:

節122 他に伝える ── 化他の善戒と、善戒の非実行

教本の対応: 第三十章「他に伝える ── 化他の善戒」・図60 三段目

【原典】「以上のことを他に伝え教える、他と共有する。」

── 『善戒、禁戒』第3章「化他の善戒」

【原典】「家庭で子供にしつける、家族、親族に伝え、互いに注意喚起する。」

── 『善戒、禁戒』第3章「化他の善戒」

【原典】「これらが善業を積んでいく手段でもある。」

── 『善戒、禁戒』第3章「化他の善戒」

【原典】「どこまでしたら善いのか?程度は示されていない。」

── 『善戒、禁戒』「善戒の非実行」

【原典】「「四知の則」つまり、「天知る、地知る、他が知る、我が知る」が有り、その原則で人の業の度合いに応じて適宜、適度、適応、適法の適当な賞と罰があるものである。」

── 『善戒、禁戒』「善戒の非実行」「四知の則」

【説法 2026/6/17「苦労して、人の心が分かる?」】(四知の則)で、特に「天」は、細大微細も漏らさず、見て、聞いてご存じである。

【言及】● 「四知の則」「天知る」は原典の語。説法は、特に「天」(当来佛)は細大微細も漏らさず見て聞いてご存じ、と言う。

【説法 2025/11/5「信用を失くすと、人は去っていく」】そして、相手との約束を守り、相手の心を裏切らない気持ちを持っていますか?(神は見ている、聞いている、知っている:四知の則)

【言及】● 「四知の則」の語が一致。

【気を配る】家族・親族に、善戒を伝えているか。どこまでと決めて止めず、「天知る、地知る、他が知る、我が知る」の目で、日々行っているか。
【実践】今日行った善戒を一つ、家族に伝える(教える形でなく、互いに注意喚起する形で)。人が見ていなくても、同じに行う。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、人が見ていなくても行ったことは何か。家族に伝えたことは何か。

日付:   出来事:

体験の書き方

体験の書き方(一件ごと): 日付/しなくてはならなかったこと(行った・行わなかった)/した方が善いこと/家族に伝えたこと/四知の目で見て/その後。

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