章29

実践書

第二十九章 戒とは何か

教本の対応: 教本『大自然の法則と人間の使命』第二十九章「戒とは何か」(図59)

戒は、厳しいもの・自由を縛るものではなく、われわれを守るためにある。本章は、戒の実意、戒と律の違い、自ら律する姿勢、世の乱れと戒を、原典と説法で確かめ、日々の自戒の体験を書き残すための章である。第三十章(善戒)・第三十一章(禁戒)へつながる。

凡例: 【原典】=原文のまま・出典つき/【説法】=説法の日付と題つき/【言及】=説法と原典の関係(● 語が一致 ○ 内容が近い ◇ 説法のみの言い方 ◆ 使い方が違う)/【実践】=日々の気配りと実践(案)/【私の体験】=書き手が書く

節115 戒の実意 ── 戒は御守護

教本の対応: 第二十九章「戒の実意」・図59 二〜三段目

【原典】「しかし、戒の実意(ご意趣)はもう少し深いもので、われわれを守るためにあるということを理解しなくてはならない。」

── 『善戒、禁戒』「戒とは」

【原典】「法が在るからその効果を示す「戒」が出来、戒を実施するからわれわれは守られるのだ。」

── 『善戒、禁戒』「戒とは」

【原典】「戒と法は裏表の関係で、法則と同様に、戒によって守られて生活が出来るということを知らなくてはならない。」

── 『善戒、禁戒』「戒とは」

【原典】「戒を守らない事が命取りになる場合だって有りうるのだ。」

── 『善戒、禁戒』「戒とは」

【原典】「戒は、徳を高めるための修行」

── 『善戒、禁戒』「戒は御守護」(当来佛)

【原典】「徳が有れば、戒は不要になる」

── 『善戒、禁戒』「戒は御守護」(当来佛)

【原典】「徳の高い人は日常でぴしゃりぴしゃりやられる。徳の無い人は一度にドンとくる」

── 『善戒、禁戒』「戒は御守護」

【原典】「日常が戒や律の訓練である」

── 『善戒、禁戒』「戒は御守護」

【原典】「自戒することが大切である」

── 『善戒、禁戒』「戒は御守護」

【説法 2026/2/11「心は守もられている?」】何故、「戒」があるのか?善をさせるためであるし、人間がこの世で生きるために、各人が「平等」に扱われるためである。

【言及】○ 原典「戒は…われわれを守るためにある」と同じ向き。説法は、善をさせるため・各人が「平等」に扱われるため、と言う。原理原則第1章18頁に「戒罰の平等」(法の能きの平等の一つ)がある。

【説法 2026/6/22教えるために、「戒」がある?】大自然は言う、自分が行ってきた不正、自分が使ってきた悪感情、そのことで「戒」は必ずある。

【言及】○ 原典「戒を守らない事が命取りになる場合」「徳の無い人は一度にドンとくる」と近い。「悪感情」の語は、原典に見つからない(説法のみ)。

【気を配る】日常の小さな注意(「ぴしゃり」)を、戒(御守護)として受けているか。「自由に出来ない」と、戒を嫌っていないか。
【実践】今日、注意や指摘を受けたら、「御守護」として受けて、一つ直す。日常を、戒や律の訓練の場として過ごし、自戒する。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、小さな注意を受けた場面は何か。「御守護」として受けられたか。直したことは何か。

日付:   出来事:

節116 戒と律 ── 自然法による規整と、人為法のきまり

教本の対応: 第二十九章「戒と律」・図59 一段目

【原典】「戒は、自然法(道徳)に基づく、大自然(神佛)による規整、制約、制限、そして裁きで、戒めは大自然が行われる決まりである。」

── 『善戒、禁戒』「戒と律」

【原典】「別言すれば、自然調節制御作用の1つである。」

── 『善戒、禁戒』「戒と律」

【原典】「律は、人為法(公徳)に基づく、人間が創り、人間が見守り、人間が裁き制裁するきまりである。」

── 『善戒、禁戒』「戒と律」

【説法 2026/9/5「人間が本来の心を取り戻すには?」】「法則に照らし合わせ」した時、法則からズレル(悪)なら、必ず「戒」が施行される(知らせ)。

【言及】● 「戒の施行」は原典『善戒、禁戒』の見出しの語。「知らせ」「法則」も原典の語。説法は、戒を知らせの形で施行されるもの、と言う。

【気を配る】人間が決めた決まり(律)と、大自然が行う戒を、分けて考えているか。法則からズレた時に、戒が知らせとして来る、と知っておく。
【実践】決まりを守ることに加えて、「法則に照らして、ズレていないか」を一日の終わりに一度見る。

【私の体験】

手がかりの問い: 最近、法則からズレたと思う場面は何か。戒(知らせ)として受けた出来事は何か。

日付:   出来事:

節117 自ら律する姿勢 ── 戒が多すぎると小乗になる

教本の対応: 第二十九章「戒は方便」「自律と他律」・図59 四段目

【原典】「ワシは法則が有るぞ、法則はこうなっているぞと説くまでだ。それを知ってどうするか?は、あんたたちの事だ」

── 『善戒、禁戒』「戒の施行」(当来佛)

【原典】「さらに「戒が多すぎると、小乗になる」と仰せだ。」

── 『善戒、禁戒』「戒の偏向」

【原典】「法を学び、規則を知るがゆえに、自ら律していくのが、形而上学の姿勢である。」

── 『善戒、禁戒』「戒の偏向」

【原典】「「自律」は、自らが自分の使命や分限を知り、他から言われるまでもなく、勧んで物事をする。」

── 『善戒、禁戒』「自律と他律」

【原典】「「他律」は、知らない、気づかない、忘れている場合に、家族や仲間等、他人の口を借りたり、知らせ、合図をかけていただき、実行に進む。」

── 『善戒、禁戒』「自律と他律」

【気を配る】決まりに触れなければよい、決められていないことは守らなくてよい、となっていないか。自分の使命・分限を知って、自分から勧んでしているか。
【実践】言われる前に、自分の使命・分限でするべきことを、一つ先に行う。他人の口を借りて注意を受けたら、他律の合図として受ける。

【私の体験】

手がかりの問い: 言われる前に、自分から行ったことは何か。他人の口を借りて教えられたと思うことは何か。

日付:   出来事:

節118 世の乱れと戒 ── 五濁

教本の対応: 第二十九章「世の乱れと戒の必要性」・図59 五段目

【原典】「「煩悩濁」は、煩悩のために心が乱れる。」

── 『諸法の原理原則』第2部「五濁」

【原典】「貪、瞋、痴の煩悩、悪徳が盛んになるなど。」

── 『諸法の原理原則』第2部「五濁」(煩悩濁)

【気を配る】貪(欲)・瞋(怒り)・痴(愚痴)が、今日、自分の中に出なかったか。世の乱れを、人の問題にせず、自分の役目として見る。
【実践】今日出た煩悩(貪・瞋・痴)を一つ書き、それを乱さないための戒めを一つ決める。

【私の体験】

手がかりの問い: 今日、貪・瞋・痴のどれが出たか。それを乱さないために、決めた戒めは何か。

日付:   出来事:

体験の書き方

体験の書き方(一件ごと): 日付/注意・指摘を受けた場面(御守護として受けたか)/自律か他律か/貪・瞋・痴のどれが出たか/決めた戒め/その後。

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